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データ・サイエンティストは可視化の夢を見るか?

Does Data Scientist Dream of Visualization?

打ってつけのツール

データ可視化において直感的に試行錯誤するのに打ってつけのアプリを見つけました。
“Tableau Desktop” です。期間限定の試用版があります。

www.tableau.com


この試用版に同梱の、世界銀行のデータを使って、「国別の労働力人口にたいして一人当たり GDP が如何に変化するか」の散布図を作成してみました。

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これを経年推移のアニメーションさせたりすることも可能なのですが、そうすると日本のそれがトップ諸国に比して伸び悩んでいることが見て取れます。ですが、あんまりアメリカと変わらないんですよね、この尺度で比較すると。労働生産性が低い、労働生産性が低いとかまびすしい昨今ですが本当にそうなのかどうか、きっちり調べてみたくなる切っ掛けではあります。それに労働生産性って比率であって『投入した「労働量」に対してどれくらいの「生産量」が得られたかを表す指標』ですから、生産量を増やすだけでなく、労働量を減らすといった施策も有効なはずですよね。わたしたち「人間」ですから心も身体もあって、生活があったうえでの仕事です。ワーク・ライフ・バランスのことを真剣に考えてみたい、と以前心身を壊して長く苦労した自分は考えます。

先日、親友と話し合ったことですが、日本経済低迷の原因とは端的にいって『少子化』のみに集約できるのであって、つまり第 2 次ベビー・ブーマー世代を不当に冷遇してきた日本社会自体の責任である訳です。かくいう私も伴侶を持てていません。そういった『労働力人口の推移』とクロスで組み合わせたグラフも作成してみると、このグラフはもっと面白くなるでしょうね。


此のアプリに出会ったのはネット検索で偶々だったのですが、昨日は Code for Japan なる会の (Mini) Data Academy というセミナーがあって、そこで使い方のレクチャーを受けたのです。非常に好い機会でした。Code for Japan というのはオープン・ガヴァナンスの流れにある NPO で、政府や自治体のオープン・データを活用して地域コミュニティーの再構築のためのイノヴェーションを起こしていこう、という会合だそうです。わたしは宮台真司先生の影響が強く、これまで地域再構築についていろいろと考えてきた時間が多いのですが、具体的な貢献はほぼありませんでした。昭和の新興住宅地に長年住んでいるので、かろうじて近所付き合いはあります。でも、この Code for Japan には参加してみたい、これをきっかけに自分なりの利他業を実践してみたい、と決意しました。仏教的にいえば自利即利他です。『治生産業もとより布施』でもあります。


追記:
経年推移アニメ、とりあえずムーヴィーとしてのエクスポートはできなかったのですが、代わりにスクリーン・キャプチャーしてみました。
いろいろ考えさせられます。
日本の労働生産性効率問題、ほんとうに労働者の働き方の問題でしょうか?
「働き過ぎ」で却って効率が悪くなっているとか、いやむしろ「少子化」で労働力人口が減っているのが主因だったりしませんか?
日本国政府はきちんと問題の所在を把握できているのかどうか、きわめて疑問なのですが……。
(画面拡大して御覧を。)
www.youtube.com


追記2:
先輩がこんな記事を紹介してくれました。
感謝です。
blogos.com